次回の月例研究会


■国際開発学会大学院生部会では、1〜2ヶ月に一度程度、都内会場にて月例研究会という勉強会を開催しています。

■テーマは「Intersectoralな開発を考える若手集団」の名にふさわしく 政治、経済、文化、社会、保健・医療、農業、建築など多分野にわたり、 大学院生を中心に、学部学生、若手実務家、研究者等による 研究・実務の情報交換の場となっています。

■大学院生に限らず、どなたでも参加できます。毎回、初めて参加する方も多いので、お気軽にご参加ください。

■発表者も随時募集しています。研究等のアウトプットの場としてご活用ください。発表を希望される方は、運営メンバー(主査:堀,,)までご連絡をお願い致します。




◇ 第167回月例研究会 ◇

●日時
2010年7月31日(土)14:00−16:25(13:30開場、途中参加・退室可)
*月例研究会終了後、懇親会を予定しておりますので、こちらも 奮ってご参加ください!

●場所
東京大学大学院 理学系研究科・理学部一号館 総合研究棟 201b教室(西棟エリアW)


---<詳細>----------

■院生部会の説明・自己紹介
14:00〜14:15


■発表@
14:15〜15:15  

【演題】 Does Infrastructure Facilitate Social Capital Accumulation? Evidence from Natural and Field Experiments in Sri Lanka

【発表者】 青柳 恵太郎 (国際協力機構 評価部)
笠原龍二(国際協力機構)、庄司匡宏(成城大学)、澤田康幸 (東京大学)との共同研究

【発表要旨】 While social capital is recognized essential for economic activities, its accumulation mechanisms are largely unexplored. We investigate the impact of infrastructure on social capital accumulation. We use unique dataset from an irrigation project under a natural experimental situation where irrigated land distribution was made through a lottery mechanism. Also, we capture the level of social capital using field experiments. By combining these two datasets, we find that geographical distance and intimate social relationships explain the trustacross communities. Yet, within-community variation in social capital is driven largely by the years of access to the irrigation, suggesting that social preference emerges from institutional environment by physical access to irrigation.

 経済活動のパフォーマンスを規定する要因としてソーシャル キャピタルの重要性は広く認識され、多くの実証研究も蓄積 されてきている。しかしながら、ソーシャルキャピタルの 蓄積過程、メカニズムについては未だ十分な分析がなされて いない。 本論では、スリランカ南部で実施された灌漑整備事業が、 地域農民のソーシャルキャピタル蓄積に与えたインパクトを 考察した。対象事業では、灌漑整備後の農民に対する農地分配の 一部がくじによって決められたという自然実験的状況が生じて いる。他方、ソーシャルキャピタルの水準はフィールド実験を 用いて精緻な計測を行った。こうした状況・データを利用して 分析を行った結果、事業によって灌漑へのアクセスを得ること によって、ソーシャルキャピタルの蓄積が進むことが示された。


■休憩 15:15〜15:25


■発表A
15:25〜16:25

【演題】 地域住民の主体性醸成に寄与する水利組合の制度設計とその運用
     ―ケニア・K水利組合の事例から―

【発表者】 木村 聖(国際協力機構 アフリカ部)

【発表要旨】  地域の共有資源を管理する地域の組織とルール作りは社会 開発の重要なテーマになっている。灌漑開発および灌漑事業 管理においても、灌漑組織の編成と特質によって灌漑システム の成否が決まるため、灌漑システムの効果的な維持管理のため には、農民の参加が重要であるということは常識になりつつ ある。  さらに、開発途上国において実践されている参加型開発 では、地域住民を形式的に参加させることにとどまらず、 その主体性をいかに醸成するかという長年の課題が残されて いる。
 本研究は、水利組合の制度設計原理に関する先行研究と ケニア共和国にて2007年8〜9月および2008年7〜8月に2度 実施した現地調査による個別事例との比較を通じて、水利 組合の設計原理が地域の状況に応じてどのように適応されて いるのか、そして、地域住民の主体性に関する先行研究を 参照し、その適応された設計原理が地域住民の主体性に どのような影響を与えているのかを明らかにすることに より、灌漑開発・管理のための良い制度設計とその運用が 地域住民の主体性醸成に寄与することを明らかにしようと 試みたものである。


■発表終了後、懇親会を予定しております。こちらも お気軽にご参加ください。


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日時:2010年7月31日(土)14:00−16:25

場所:東京大学大学院 理学系研究科・理学部一号館 総合研究棟 201b教室(西棟エリアW)

*研究会当日は休日のため、研究棟は施錠されています。
 お越しの際は1号館エリアWの入り口(ドトール隣り)から お入り下さい。

*また、遅れてお越しの際は下記番号までご連絡下さい。
 当日連絡先:丸岡 聡(東京大学大学院)090-8878-7661


参加費:無料(但し、懇親会の費用は各自の負担で お願い致します。)

主催:国際開発学会院生部会


●問合せ・申込先: 東 淳司(東京大学大学院)k96782@inter.k.u-tokyo.ac.jp
申込みなしの参加も歓迎ですが、資料準備のため、 できるだけ事前にお申込みをお願い致します。